“エネルギー≪人≫” (あおばタイムズ 71)
先日、すばらしい方にお会いしました。心理関係の講座に参加していた時の先生なのですが、その方から醸し出される雰囲気というか、その人から感じられるエネルギーがすばらしかったのです。先生は外国人の女性の方で、例えて言うならマザー・テレサのような、いつも穏やかな微笑みを湛えている方です。じっと目を見つめて話を聴いてもらっていると、「それでいいんですよ…」とすべてを許容してもらえるような、まっさらで澄みきった心持ちにさせてくださる方でした。
私たちは人に会うたび、無意識にその人のエネルギーを感じているように思います。例えば「やさしそうな人」、「情熱的な人」、「さびしそうな人」、「圧迫感のある人」…。「何となく好き」とか「何となく好きになれない」などと感じるのも、その人の持つエネルギーを受けとっているからなのでしょう。私は講座に参加している間、先生の存在そのものに癒されている感じがしました。その人と共にいると、なぜか自分までが穏やかで優しい気持ちになれる…そんな経験をしました。そして、自分もこんなふうになれたらいいなぁ―と、心から思いました。先生の姿を見ていて教えられたのは、人に何かをしてあげるというよりも、その人が静かにその人らしくあろうとすること、安心してその人らしさを自由に穏やかに表現していくことをサポートする、優しくて受容的なあり方でした。まさに、カウンセリングをするにあたって自分が求めていたのは、このような姿勢だったのか…と、まるで生きるお手本を見せられたかのようなおもいでした。
皆さんも、いろんな人や場所・物などのエネルギーを感じてみてはいかがでしょうか。ありのままのエネルギーを感じながら行動していると、頭で考えるよりもスムーズに物事が展開していくかもしれません。自分の存在と周囲の世界が調和しながら進んでいく―そんなイメージを得られるきっかけになるかもしれません。
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