“一年の計” (あおばタイムズ 29)
「一年の計は元旦にあり」という言葉をあまり聞かなくなりました。年末年始でも大きなお店は開いていますし、私達の暮らしぶりも普段とあまり変わらなくなったせいか、正月を機会にじっくり過ぎ去った一年を振り返り、新しい年に思いを巡らせることも少なくなってきたような気がします。
子供の頃に先生から「一年の目標を立てるように」言われると何だか面倒くさい気がしたものですが、よくよく考えてみると正月を機会に一年間のスパンで目標を立ててみるのも悪くありません。むしろ日ごろそのようなことをしない方にとっては、かえってチャンスかもしれないのです。
一年の初めに目標を立てるメリットは、①目標を立てたことを忘れにくい。②「一年間の」という期間がはっきりしている。という二点です。①については、何かの時に急に目標を思いついてなしくずし的に終わってしまう場合もあるかと思うのですが、年の初めに目標を立てておくと『今年の目標』として常に意識しやすくなります。目標達成のやり方はいろいろですが、それ以前に大切なのは常に目標を意識して行動することですから、その意味ではとても有利です。また②については、何か目標を立てた時にはそれが達成できたかどうかを判断するのにある程度の期間が必要になります。その期間が短すぎると目標を達成するのも結果を判定するのも困難ですが、一年間という期間は少し大きな目標を設定するにはちょうど良い長さだと思います。今年立てた目標に対する自分の姿勢がどうだったかということが来年へとつながって行く、継続性がある点も魅力でしょう。
誰かに言われたから…というのではなく、自分のための目標を考えてみる、年に一度の良い機会ではないでしょうか。
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