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“カウンセリングを受けるコツ” (あおばタイムズ 25)

 初めてカウンセリングにみえた方が「何から話したらいいか分からないのですが…」とか、「話があちこちへ飛んでしまってすみません」と言われるのは良くあることです。でも心配はいりません。それでいいのです。
 カウンセリングでは一時間近い時間をとってお話を聴かせていただきます。これがもし面接とか商談でしたら、「今日は最初にこの話をして、次はこの話をしよう。全体としてはこんな流れで…」なんて、おおよその時間配分まで計算に入れておくこともあるかもしれません。しかしカウンセリングの場合、そのような必要はないのです。
 初めてカウンセリングにみえる方の中には理路整然と話される方もいらっしゃいますが、多くの方は一つの事を話しているうちにまた別の事が頭に浮かんできて…というのを繰り返し、一時間のうちに実に様々な事を話して帰って行かれます。「話が分かりにくくてすみませんでした」と謝られる方もいらっしゃいますが、全然問題ないのです。
 来談していただく方がもっと心地よく生きられるよう、私はお一人お一人の中にある様々な気持ちや感情をできるだけ汲みとろうとしています。私たちは「自分はこういう気持ちでいるはず」と思っていることが多いものですが、カウンセリングをしているともっともっと、自分では気づいていなかった様々な気持ちが湧き出てくることがあります。そのことが皆さんの心を少しずつ開放し、以前よりもラクに生きられるようになって行くのだと思います。
「何の話をしなくちゃ」などと考える必要がなく、自由に心の赴くままにお話をしていただけることこそ、カウンセリングの醍醐味であり素晴らしさでもあると思います。

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