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“カウンセリングとは…” (あおばタイムズ 2)

 カウンセリングの目的のひとつは“心の流れをよくする”ことです。
一人で悩みをもったままでいると、感情の流れが堰き止められたようになってしまいます。心の中に大きなダムができて、その中に怒りや悲しみ、葛藤…といった様々な感情が、よどんだ水のように流れないままになってしまうのです。川の流れのように自然に流れていたはずの心なのですが、一度ダムができてしまうと再び流れ出すきっかけを失ってしまいがちです。身のまわりの人間に相談して意見を聞いてみるが、どこかしっくりこない。自分の頭の中であれこれ考えてみるが、同じところをぐるぐると回ってしまう。…
 カウンセリングというのは、まず何よりもじっくりと話を聴いてもらえる機会です。そのためのカウンセリングルームは、外界の喧騒とは無関係の、静かでくつろげる空間が理想です。日常からは隔離された特別な空間と時間だからこそ、自分の気持ちと正直に向き合いながらお話することができるのです。
 カウンセラーはよく「鏡」に例えられます。その鏡を前にお話することによって、自分の置かれた状況や自分自身の心の状態が、より客観的によく見えてくるのです。一人で考え悩んでいた時には見えていなかったことに気づき始めると、どうしようもないと思っていた状況にも変化の可能性が出てきます。そのことによって、“心の流れがよくなってくる”のです。

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